20210214 本を愛す貴方にこの素敵な物語が届きますように。

こんにちは2月さん☺︎
そして、Frohen Valentinstag😘

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バレンタインが来たということは、、、
いよいよですよ、、、、
確定申告がはじまります、、、、
ひゃあああ何人の決算組むことになるのやら🥱
確定してるだけでも5人、、、、
忘れちゃいけないし
こんな話してるけど
これでも社会人1年目なんですよ、、、、
認められてるのか何なのかわからん..

そんな今日は溜まりに溜まった書籍のレビューを
書いていきたいと思います。
いつも読むたびにTwitterに書いてはいるのですが
何せ文字制限があるので！
こちらでは思う存分、
感想を書いていきたいと思います！
今回は量が多くなってしまったので1冊だけ。

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はじめまして、桜風堂ものがたり🌸
わたしは本を選ぶときの基準として
表紙の絵で選んでしまう傾向があるのですが
こちらは表紙に一目惚れ。
表紙の素敵な絵に引き寄せられて
本屋で購入した一冊。
上下、合わせて一つの絵になるのも素敵。

上を読み始めた時
都会の本屋さんのお話が始まって、
桜は？え？あの表紙なんやったん？？って
思ったのですが、読み進めて納得。
本屋を辞める方になってしまった主人公の彼が
死ぬまでにいきたい場所が
表紙の場所だったんだな、と。
上を読み終えた時、
この本は何を伝えたいのだろう？
何を言いたいんだ？と考えたのですが
とりあえず本屋でこれからも働くのね、と
全然物語を理解できぬまま下巻へ。

そしてやっぱり彼は本屋で働いていました！笑
その本屋の需要を彼なりに理解して働く姿や、
前の本屋で主人公の彼が出来なかったことを
新しい本屋でも出来るように
動いてくれる周りの人や、
前の本屋でも
成功させようと動いてくれる周りの人。
1人の人間のためにこんなに多くの人が動く、
主人公の彼はきっと幸せ者だなあ、と感じました。

こんなピースフルな世界を久々に見た気がします。
こんな綺麗な世界が現実ならいいのに、と
何度願ったことか。
このお話の全てがピースフルってわけでもないし、
主人公の彼は
SNSやマスメディアの餌食にされた結果、
彼が大好きな場所(本屋)を
離れるっていう選択をした彼の行動が
どれだけ大きなことなのかきちんと受け止めて
動ける周りの人が
何よりも素敵だなぁ、と感じました。

繰り返しにはなってしまうけれども、
一つの本を売りたい、ただそれだけだけで
ここまで多くの人が動ける、
ここまで多くの人が彼のために動く、
こんな素敵なことって
なかなかないのでは、と。
それだけ売ろうとしてた
小説も凄いものだったのだろうし、
(描写的には凄かったと思ってる)
四月の魚、自分も読んでみたいです。
四月の魚、と検索してみると映画が出てきましたが
実在しているお話なのでしょうか？

こんな感動ストーリーがあると同時に、
書店員の何気ない日常や
本屋での仕事風景が垣間見えます。
私自身、書店でのアルバイトも経験がありますが
早々辞めたことを思い出しました。
(書店のアルバイトが忙しかったとか、
大変だったとか、そんなのではなくて
その書店の店長に人権侵害されたから、が
辞めた理由ですが、、、、、)

それでも、知らないだけで
毎日沢山の書籍が世に出ていて
その本の中でどの本を書店に並べるのか、
どの本を書店に並べたらいいのか、
どの書籍が売れるだろう？話題になるだろう？って
本棚を作り上げることの大変さは
容易に想像できます。
私が読んだことある小説なんて
世の中にある書籍の
ほんのほんのひと握りなんだ、と
この小説に出会って改めて感じました。

また、この小説では本の感想を
ブログに書いている主人公の姿も見えます。
ブログに書いて、他の人との意見交換をする場を
設けていたそうです。
主人公の彼にとって、桜風堂のオーナーも
そんなご縁でできた友達だったそうな。
わたしはこの小説を読んで
リアルな友達もSNSを通じてできた友達も
SNSなんて！どうせネットやし！って
思う人が多い中、
否定することなく全てを肯定してくれている気がして
とても嬉しかったです。
肯定してくれてありがとう。
本編に比べたらこのエピなんて
ほんとに脇役でしかないのだけれど、
これだけでちょっと心が救われました。